病棟のご案内
当院は3病棟155床すべてが医療療養病床です。 脳疾患、心疾患、肺炎などの急性期治療を終えられた方はもちろん、施設やご自宅からの入院も幅広く受け入れております。スタッフ間で詳細に情報を共有し、患者様一人ひとりに最適な医療・看護を提供することで、安定した療養生活を「安心して・心地よく」送っていただけるよう取り組んでいます。
また、すべての病棟に「呼吸療法認定士」や「認知症看護専門研修」を修了した看護師を複数名配置し、人工呼吸器管理が必要な方や認知症を患う方の入院生活を専門的に支えています。 手厚いベッドサイドケアを実現するため、厚生労働省の基準を上回るスタッフを配置しており、レスパイト入院や長期療養も可能です。入院期間に制限はございませんので、どうぞ安心してご相談ください。
当院のサポート
ベッドサイドケア
金岡病院が大切にするのは、看護の原点「ベッドサイドケア」です。 単なる治療の場ではなく、患者様の人生を尊重した「心安らぐ生活の場」を目指しています。 清潔を保つタオルのぬくもり、食べる喜びを守る口腔ケア、そして何気ない会話。 私たちは専門性と情熱を持って寄り添い、その人らしい尊厳ある暮らしを支え続けます。
24時間、数値を超えた「心の変化」を見つめる
当院の安全性は、24時間体制のきめ細かな観察力に支えられています。 私たちはモニターの数値だけでなく、患者様の「声にならないサイン」を大切にしています。ふとした表情の変化、指先のわずかな動作、食事への意欲の差など、ベッドサイドで常に寄り添っているからこそ気づける兆候があります。 この「五感を通じた観察」により、病状の変化や合併症の兆候をいち早く察知し、未然に防ぎます。数値だけでは測れない安心を、私たちは提供し続けます。
心に寄り添う「傾聴」で、安らぎと意欲を支える
不安や孤独を感じやすい療養生活において、私たちは看護師こそが患者様の「最も身近な理解者」であるべきだと考えています。 忙しい業務の中でも、私たちは立ち止まり、患者様と同じ目線で座って、ゆっくりとお話を伺う時間を大切にしています。病気への不安や、ご家族への想い、何気ない日常のつぶやき。一つひとつの言葉を深く受け止め、共感することで、孤独を和らげ、前向きに療養に取り組むための「心の活力」をサポートいたします。
一人ひとりの人生に寄り添う「オーダーメイドのケア」
私たちは、マニュアル通りではない、患者様ごとの生活習慣や価値観を大切にした「個別化ケア」を追求しています。
たとえば、清拭の際はその日の体調や好みの温度を伺い、一番心地よいと感じていただけるよう配慮します。お身体の向きを整える際は、最も呼吸が楽で痛みのない位置を、患者様と共に丁寧に探ります。 また、食事や排泄の介助においては、一人の人間としての尊厳を決して傷つけないよう、細心の注意を払います。 「あなたがそばにいてくれてよかった」と感じていただけるよう、温かな思いやりと確かな技術を融合させ、お一人おひとりに最適なサポートをお約束します。
ベッドバス
当院に入院されている方の多くは、急性期の治療を終えられた後、継続的なケアや長期の療養を必要とされる患者様です。 私たちは、お身体を清潔に保つ「清拭・手浴・足浴・洗髪」を総称して「ベッドバス」と呼び、ベッドサイドケアの中で最も多くの時間をかけて丁寧に取り組んでいます。
心を込めた「清拭」で、清潔と安らぎを
当院では、ご自身での入浴が困難な患者様に対し、温めたタオルやクロスを用いて全身を拭く「清拭(せいしき)」を行っております。
単にお身体を清潔にするだけでなく、お風呂上がりのような爽快感を感じていただけるよう、丁寧なケアを心がけています。血行を促進するために手足の先から心臓に向かって順に拭き上げるだけでなく、その際、褥瘡(床ずれ)や皮膚のわずかな変化も見逃さないよう、細心の注意を払って観察を行っています。
また、ケアの時間は看護師との大切なコミュニケーションの場でもあります。不安や緊張を和らげ、心身ともにリラックスしていただくことで、精神的な安らぎを提供できるよう努めています。
口腔ケア
お口のケアから、食べる喜びと健やかな毎日を支えます。私たちが大切にしている口腔ケアは、単にお口を清潔にするだけではありません。それは、食事に欠かせない「噛む」「飲み込む」という力を守り、回復を支える大切な一歩です。丁寧なケアでお口を刺激することで、唾液の分泌が促され、食欲とともに自浄作用も高まります。お口がすっきりと整うことは、患者様にとって大きなリフレッシュとなり、一日を健やかに過ごすための「生活のリズム」を整える大切なきっかけになります。
健康の源は「お口」から。当院の口腔ケアへの取り組み
健やかな入院生活を送るために、当院では「お口の衛生管理(口腔ケア)」を極めて重要視しています。
なぜ、口腔ケアが大切なのか
お口の中は湿度と温度が保たれており、細菌が繁殖しやすい場所です。特にお身体の機能が低下した高齢者の方は、唾液と一緒に細菌が肺に入り込み、「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を引き起こすリスクが高まります。かつて口腔ケアは後回しにされがちな分野でしたが、現在では「ケアの鏡」と呼ばれ、全身の健康状態を左右する重要なケアとして認識されています。
当院の具体的な取り組み
患者様の生活の質(QOL)を高めるため、当院では以下の体制を整えています。
- 多職種による連携: 看護師による日々のケアに加え、歯科衛生士が専門的な口腔管理を行います。
- 歯科診療の実施: 協力歯科医院との連携により、院内での歯科診療も可能です。
口腔ケアによって「噛む・飲み込む」機能が維持されれば、食欲の増進や生活リズムの安定、そして何より「お口の爽快感」につながります。私たちは、お口の健康を守ることを通じて、患者様のより良い入院生活を支えてまいります。
褥瘡予防
褥瘡(じょくそう)とは、いわゆる「床ずれ」のことです。当院には、ご自身で寝返りを打つことが難しい方や、お身体の強ばり(拘縮)がある患者様が多くご入院されています。
看護師、介護スタッフ、そして理学療法士など、現場に携わるスタッフ全員が、日々お肌の状態を細かく確認し、心穏やかな毎日を、スタッフ全員で支えてまいります。
褥瘡(床ずれ)の予防体制
当院では、患者様の快適な眠りと褥瘡予防のために、体圧分散に優れた「エアマット」を十分に確保し、必要とされるすべての患者様にご使用いただける体制を整えています。
また、褥瘡予防には、お身体の向きを適切に整える「ポジショニング」が欠かせません。当院では患者様一人ひとりの体型やお身体の状態に合わせた最適な姿勢を維持することで、皮膚への負担を軽減し、心地よい療養環境を提供しています。
お食事について
入院中の患者さんにとって、食事は数少ない楽しみの1つです。
入院中の食事を治療の一環として提供する事はもちろんですが、安全、安心とともに食欲のない患者さんや食事制限ある患者さんに、いかにご満足頂くかなど、生活の質の向上を目指し、より良い食事をご入院の患者さんにご提供できるよう食から支援していきたいと考えております。
食事時間について
お食事は、温料理は温かく、冷料理は冷たく、美味しい温度でお召し上がりいただけるよう、専用の保温保冷配膳車を用い適温でお届けいたします。
- 朝食 8:00
- 昼食 12:00
- 夕食 18:00
行事食
入院中にも季節を感じ、食事を楽しんでいただくために、おせち料理やこどもの日、七夕、クリスマスなど春夏秋冬の季節にあわせた行事食を実施しています。
※治療で食事制限のある方には提供できない場合もあります。
嚥下調整⾷の取り組み
「噛みにくい」「飲み込みにくい」ことでお困りの患者さんには、それぞれの⽅に合った⾷形態のお⾷事を提供しています。
当院の⾷形態
主⾷の種類 ⽶飯、軟飯、全粥、ミキサー粥
副⾷の種類 常菜、軟菜、⼀⼝⼤(常菜・軟菜)、きざみ、きざみあんかけ、ソフト、ペースト
入院について
入院の手続きについて
受付時に必要なもの
入院手続きのため、次のものを忘れずお持ち下さい。
入院の手続きは、入院当日1階受付でお手続きいただきます。
- マイナンバーカードもしくは資格確認書
- 医療受給者証(お持ちの方)
- 介護保険被保険者証(認定を受けている方)
- 入院申込書・保証書
- 個人情報取り扱い確認書
入院時に準備持参していただくもの
- 電気ひげそり
- くし、ブラシ
- スリッパ又はリハビリ用靴(滑らないもの)
- 現在服用されているお薬があればご持参下さい
(その他必要な物がいる時は、看護師より申し上げます)
個室のご案内
個室の利用を希望される方は、お申し出ください。
ただし、満室および予約状況により、ご利用できない場合もございます。
室料差額は自己負担となり、保険は適応されません。
特定療養費に関する事項
特別室の療養環境提供(室料差額)
| 病棟 | 病室 (1人部屋) |
広さ | 個室代 (税込) |
|---|---|---|---|
| 第2病棟 | 220号室 | 10.6㎡ | 3,500円 |
| 221号室/222号室 | 9.6㎡ | 3,000円 | |
| 第3病棟 | 320号室 | 10.6㎡ | 3,500円 |
| 321号室/322号室 | 9.6㎡ | 3,000円 | |
| 第5病棟 | 517号室 | 10.6㎡ | 3,500円 |
| 518号室/520号室 | 9.6㎡ | 3,000円 |
設備品
キャビネット/椅子/洗面台/テレビ/空気清浄機
患者様のご病状等により、ご希望に添えない場合や途中で病室の移動をお願いする場合がございますので、ご理解下さいますようお願い申し上げます。
入院費のお支払い
入院費の定期請求については、毎月1回(1日~月末締め)となり、翌月の10日頃に請求書をお作りしていますので、下記の時間帯に1階受付にてお支払い下さい。
会計受付時間
月~土曜日:9:00~19:30
(日曜、祝日支払い可)
お支払いは、現金、口座振替(入院のみ)が利用できます。
また、入院費、および治療費の詳細やご質問等がございましたら、1階総合受付までお問い合わせ下さい。
入院中のお願いについて
- 病院敷地内は禁煙です。患者様、ご面会の方もご協力お願いします。
- 貴重品等は病室に持ち込まないようお願いします。
万一、紛失された場合でも責任は負いかねますので、ご了承ください。 - 飲酒、賭博行為など、他の患者様の療養の妨げになるような行為等はご遠慮いただきますようお願いします。
- 消灯時間は21時です。消灯後はお静かにお休み下さい。
- 患者様の病状や状況に応じて病室や病棟を移っていただく場合がありますのでご了承下さい。
- 医師、看護師、その他の病院職員へのお心遣いは、固くお断りいたします。
- 携帯電話は、許可区域又は1階公衆電話をご利用下さい。
- 外部からの電話の取次ぎは緊急時のみ取次ぎはしますが、これ以外はご遠慮下さい。
- 外出・外泊ともに、主治医の許可が必要です。
外出・外泊される時は、所定の届出用紙にご記入の上、看護師へ提出して下さい。 - 火災及び災害時は職員の指示に従って下さい。
また、何かご不明な点やお困り事がございましたら遠慮なくお申し出下さい。
ご面会・付き添いについて
ご面会
コロナ体制期間中は面会時間が制限されます。
- 面会時間については最新のお知らせよりご確認ください。
- 面会の方は、必ず1階受付で、面会簿にご記入の上ご面会下さい。(面会札の携帯必要)
- 面会の方は、患者様の安静と治療のため、面会時間の厳守をお願いします。
なお、病状等により面会をお断りする場合もあります。 - 飲酒又は飲酒後の面会は固くお断り致します。
- 感染予防のため、流行性の病気にかかっている方やお子様連れでのご面会はご遠慮頂いております。
- 病室の入室時は設置の消毒液にて手指を消毒の上で入室するようにして下さい。
付き添い
- 入院中は、原則として付き添いはできません。
ただし、患者さまの症状等によりご家族の希望があって、医師が必要と認めた場合に限り、付き添いが認められます。
この場合は、「家族付添許可証」を病棟看護師にご提出下さい。 - 治療、療養生活に支障をきたす恐れのある場合や、転落・転倒などの危険がある場合は、ご家族の付き添いをお願いすることがあります 。
お気軽にご相談ください